2018-06-29 第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
だとすると、こうしたことから、本人も、あるいは社会全体も、身分制にこだわり続けるというあり方を、ぜひ変えていっていただきたいというふうに思っております。 最後に、ちょっと時間がなくなったので一番最後の質問は割愛いたしますが、モニタリングでございます。 先ほど来、副大臣、答弁でもモニタリングという言葉を何度も出していただきました。
だとすると、こうしたことから、本人も、あるいは社会全体も、身分制にこだわり続けるというあり方を、ぜひ変えていっていただきたいというふうに思っております。 最後に、ちょっと時間がなくなったので一番最後の質問は割愛いたしますが、モニタリングでございます。 先ほど来、副大臣、答弁でもモニタリングという言葉を何度も出していただきました。
○渡辺喜美君 とにかく、いつも申し上げるように身分制秩序なんですよ。大蔵省、財務省、Ⅰ種採用、キャリア、この人たちが国税庁も植民地にして仕切っている。大半の地方の国税局もそうですね。 しかし、やはりこういう不祥事が起きますと、麻生大臣がいつもおっしゃられている、役人のやる気や誇りはどんどん薄れていきます。これはただ事ではないですよ。
身分制人事が今でも行われている。私が大臣のときに作った第一次安倍内閣のときの国家公務員法改正では、採用年次や試験区分によって人事をやるな、はっきりそう書いてあるんです。身分制人事をやめよ、こういうことが書いてあるんです。 もうこの際、こういう身分制人事から離れて、国税長官は国税専門官の中から選ぶ、そういうことをおやりになったらいかがでしょうか。どうでしょう。
その範囲は、中央の行政の組織、法制、身分制、地方行政、金融、流通、産業、経済、文化、教育、外交、宗教に至るまで、万般にわたるものとなりました。 そうした大改革をなすことができたのは、もちろん、坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允といった政治リーダーの存在も重要ですが、社会のあらゆる分野で改革を支え担った市井の人々の数限りない努力の積み重ねがあったからだと私たちは考えています。
私たちは、行政が偏見を拡大している人権意識調査の問題の是正、さらに封建社会の身分制の一面を強調する義務教育段階での学習の廃止、教科書記述の見直し、これらの問題なども提起しています。 四点目の問題です。部落の固定化と旧身分の洗い出しという人権侵害を恒久的に行う問題があります。
江戸時代の身分制の一面だけ強調していて、近世はどういう社会で、前の社会から比べたらどう前進しているのかとか、人々の暮らしはどう良くなったかとか、そういう基本を押さえないで底辺の話だけをすると、やはり受けた教育によっては子供たちが、やっぱり人種、民族が違うんじゃないか、どこか違うんじゃないかという偏見を持ってしまう。
そもそも部落差別は封建的身分制に起因する問題であり、根源にある貧困の解決と国民融合を目指して、一九六九年以降、環境改善や教育、啓発、市民的自立、社会的交流の増大が図られてきました。関係者の粘り強い取り組みにより、基本的には社会問題としての部落差別は解決したと言える状態に到達し、政府も、二〇〇二年三月、これ以上の特別対策を行うことは問題の解決に有効とは言えないとして、同和対策事業を終結させたのです。
貴族とそれ以外という身分制の二院制というより、庶民院は地域の代表という明確な代表原理でした。 各地域の有力者が庶民院議員としてイングランド全体の議会に集まるのですから、中央、地方関係の要の役割も果たしていました。
同一価値労働同一賃金を実現するときに、日本の中の、転勤や配転を重要視するとか年功序列制的なものやあるいは家族関係がどうかとか、それは重要ではないとは思いませんが、仕事の価値そのものを見るというよりも、やっぱり主たる家計は男性、従たる家計が女性とか、女性は従たることでいいだろうとか、あるいは身分制的なライフコース、コース別人事制度の考え方など、そういうところが本当にバリアになっていると、こう思っているんですね
それで、内部を見ると、この年金機構というのは、身分制のような、極めていびつな組織になってしまっていると思うんですよ。 一万八百八十人の正規職員のうち、旧社保庁から雇用継続している人が八千八十二人います。その平均給与額は五百八十八万円。一方、年金機構になってから採用された正規職員は三千七十九人。平均給与額は四百四十万円。百四十万円開きがありますね。
先ほど御指摘をさせていただきました、正規と非正規、そして旧社保庁出身者と年金機構以後の雇用者、採用者における待遇の二倍大きな格差、こういう身分制職場になってしまっている現状について、理事長はどう思われますか。
イノベーションができるためには、今のような身分制を廃止するということが大事ですね。 例えば、試験区分による人事、これも身分制です。入省年次による人事、これも身分制なんですね。こういう身分制で人事をやり続けていますと、例えば、若手官僚の企画立案における評価において先輩の天下りポストをいかにふやすか、こういうとんでもないことが裏の評価ポイントになったりするわけであります。
それは、今までやったことのない、つまり、日本の官僚制度、まあ身分制ですよ。この身分制を民間並みの信賞必罰に持っていこう、そういう方向性を持って一番難しい問題から取り組まれた。それは天下り規制ですよ。あのときの法案、現役時代は実力主義、再就職をするときも実力主義でいこう、それが各省天下りあっせんの全面禁止という安倍第一次内閣の国家公務員法改正法案です。
それは、今までやったことのない、つまり、日本の官僚制度、まあ身分制ですよ。この身分制を民間並みの信賞必罰に持っていこう、そういう方向性を持って一番難しい問題から取り組まれた。それは天下り規制ですよ。あのときの法案、現役時代は実力主義、再就職をするときも実力主義でいこう、それが各省天下りあっせんの全面禁止という安倍第一次内閣の国家公務員法改正法案です。
そういったときに、現代の身分制といいますか、世襲の議員の方が皆悪いと言うつもりはありません、けれども、田舎の村社会の中で、農協と村社会がまた一体となっている、その中の人間関係で、競争をむしろしない、農協法十九条というのもありますけれども、そういった競争をむしろしない中で、ほどほどの平等感とほどほどの自由というのを美しい日本と呼ぶ人たちもいるのも確かです。 ある種、江戸時代的なものかもしれません。
そうしたことに立って、今のこの身分制社会の中から新しい民主主義という時代が生まれてきて、その民主主義も次第次第に進歩して今日に来て、しかもその民主主義の実践というのは、日本だけがやっているのではない、世界じゅうのいろいろな国が、いろいろなことを経験しながらやっているわけでありまして、そこはまた委員と一緒に、委員の方には何の悩みもないようですけれども、私としては、これは真剣に悩みながらこのあり方を考えてまいりたいと
そのため、採用年次や試験区分による身分制人事をやめさせ、抜てきも降格もできる信賞必罰のきいた制度にする必要があるんです。 中野担当大臣は、昨年みんなの党が国会に提出した、幹部公務員を特別職とするなど、ワンパッケージの公務員改革を受け入れるつもりはありませんか。 総理、ことしの最初にした仕事、退官後間もない資源エネルギー庁長官の電力会社への天下りを容認したことです。
何となくそういうことになっていて、そういう国の人たちとこの天下りの話をしていますと、何で辞めてまでそんなに一生懸命働くのかねと、こういうことを逆に聞かれるわけですが、それは逆を返せば、手厚く老後の保障が恩給という形でなっているから、それに加えて、先ほどの大臣のお言葉借りると、浅ましくいろんなことを探すという必然性もないと、こういうことであろうかと思いますので、今の日本国憲法をまた明治憲法に戻して、身分制
もう一つの日本のゆがみは、公務員制度が身分制に守られていることであります。身分から職業へ、つまり、人基準から仕事基準への転換が必要であります。 施政方針演説では、国家戦略局や内閣人事局の設置には一応の言及がありました。ところが、労働基本権のあり方や給与体系を含めた人件費の見直しなどの公務員制度改革の中身には、速やかに着手としています。どういう意味でしょうか。
堺屋太一さんによれば、士農工商という身分制はおかしいと庶民が気がついたんですよ。お侍さんって大したことないよね、その瞬間から明治維新は起きたんです。維新によって版籍奉還を行い、武士の身分制を廃止いたしました。今風に言えば脱官僚、地域主権、これをやったから維新が起きたんですよ。 政権交代というのは、こうした歴史的偉業のはずでありました。
若しくは、同じ民主主義でもインドのようにカースト制度があって身分制の非常にいろいろなそういった制約がある国なのかどうか、そういったことも含めて、分かれば教えていただきたいなというふうに思っております。
このようなゆがみをなくすための対策として、今回の法案によりまして、各省におけるいわゆるキャリア公務員についての身分制的な特権官僚人事の運用の改革、優れた人材を確保するための試験や登用に関する工夫、各省人事に関して政府全体の観点からの内閣人事局による積極的な関与などが定められており、高く評価したいと思います。
したがって、法律に書いていない本音のルールで行われてきた極めて古めかしい固定的な身分制的人事慣行は、これによって根本的に異なる仕組みができ上がっていくわけでございます。まさに、志の高い人たちが公務の世界において自己実現ができるよう、今回の法改正はそれを基本理念としているところでございます。